今日の部品 · L7805CV — TO-220 5V 1.5A 固定レギュレータ (7805)

管理者・2026.10.23

今日の部品 · 2026-10-23

より高い電圧を入れると5Vに変換する、最も有名な3端子定電圧レギュレータです。一般に「7805」「LM7805」と呼ばれ、STの品番ではL7805CV(TO-220)です。3本の足に入力・GND・出力を接続するだけで使えます。

立体形状

L7805CVの立体図

STデータシートのTO-220シングルゲージ図面(DS0422 Table 20)の寸法で描いた立体図です。背面の薄いグレーの板が放熱板(穴にねじでヒートシンクを固定)。実寸ではありません。

実寸 · 正面から見た図

↓ 左端を定規の0に合わせた実寸

L7805CV 実寸と定規 (1:1)

定規の1目盛 = 1mm。PCは24インチFHD・倍率100%基準、iPhoneは自動で実寸に合わせます。その他の画面は下の「定規を合わせる」で調整できます。

拡大(TO-220 (ST)・正面から見た図・約5倍)

L7805CVの拡大図とピン番号

ピン 正面から見て左から INPUT(入力)・GROUND(GND)・OUTPUT(出力)。放熱板(タブ)もGNDに接続されています (データシートのピン図には番号なしで名称のみ)

リードは一部のみ表示 · パッケージ TO-220 (ST)

実寸 · 右側から見た図

L7805CV 側面実寸と定規 (1:1)

厚さ4.4~4.6mm・放熱板0.51~0.60mm・足の長さ13~14mm (ST DS0422 TO-220シングルゲージ図面)

拡大・右側から見た図・約4倍

L7805CVの側面拡大図

右側から見た図 — 3本の足が重なって1本に見えます。左の薄いグレーの板が放熱板(背面)、右の黒い部分が本体の正面側。足は本体下3.5~3.9mmまでは幅広く、その先で細くなります。

主な仕様

種類3端子固定正(+)電圧リニアレギュレータ (L78シリーズ)
パッケージTO-220シングルゲージ (L7805CV)・ダブルゲージはL7805CV-DG
出力電圧5V (4.8~5.2V、25℃)
出力電流最大1.5A (放熱が十分な場合1A以上)
入力電圧最大35V
ドロップアウト電圧2V (1A、25℃) — 入力は最低7V程度
ラインレギュレーション標準3mV、最大100mV (入力7~25V)
待機電流最大8mA
リップル除去 SVR62dB (120Hz)
保護機能過熱遮断・短絡保護・安全動作領域(SOA)保護
動作温度0~125℃ (L7805C)・AランクのL7805ABは-40~125℃
熱抵抗 (TO-220)接合-ケース5℃/W・接合-周囲50℃/W

値はSTMicroelectronicsのデータシートに基づきます。

捺印とピン

こんなときに使います

  • 9V・12Vアダプタやバッテリーの電圧を5Vに下げてマイコン・センサ・ロジック回路に供給
  • 低ノイズのリニア電源が必要なオーディオ・計測回路の5V電源

ペア品番・類似品番

  • L7812CV — 同シリーズの12V出力
  • L7805ABV — 同じ5Vで出力誤差2%・動作温度-40~125℃のAランク
  • LM317 — 抵抗2本で出力電圧を決める可変品

リニアレギュレータのため(入力 − 5V) × 電流の分だけ発熱します。12Vから1Aを取り出すと約7Wとなり、ヒートシンクが必須です。データシートの試験条件どおり入力に0.33µF、出力に0.1µFのコンデンサを足の近くに付け、負荷電流は最低5mA以上が望ましいです。シングルゲージ(CV)とダブルゲージ(CV-DG)は放熱板の厚さのみ異なります(0.51~0.60mm / 1.23~1.32mm)。

L7805CVの在庫を探す → eGuro部品検索でL7805CVを見る
データシート(STMicroelectronicsオリジナル)
https://www.st.com/resource/en/datasheet/l78.pdf

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