今日の部品 · LM317 — TO-220 可変電圧レギュレータ

管理者・2026.10.23

今日の部品 · 2026-10-23

抵抗2本で出力を1.25 ~ 37Vの範囲で設定する3端子可変レギュレータです。最大1.5Aまで出力でき、実験用可変電源に長く使われてきた部品です。

立体形状

LM317の立体図

TIデータシートのTO-220(KCS0003B)図面の寸法で描いた立体図です。背面のグレーの板が放熱板(穴にねじでヒートシンクを固定)。実寸ではありません。

実寸 · 正面から見た図

↓ 左端を定規の0に合わせた実寸

LM317 実寸と定規 (1:1)

定規の1目盛 = 1mm。PCは24インチFHD・倍率100%基準、iPhoneは自動で実寸に合わせます。その他の画面は下の「定規を合わせる」で調整できます。

拡大(TO-220・正面から見た図・約5倍)

LM317の拡大図とピン番号

ピン 1 ADJ・2 出力・3 入力 (放熱板タブ = 出力)

リードは一部のみ表示 · パッケージ TO-220

実寸 · 右側から見た図

LM317 側面実寸と定規 (1:1)

厚さ4.4~4.7mm・放熱板1.22~1.32mm・足の長さ12.7~13.1mm (TI KCS0003B図面)

拡大・右側から見た図・約4倍

LM317の側面拡大図

右側から見た図 — 3本の足が重なって1本に見えます。左のグレーが放熱板(背面)、右の黒い部分が本体の正面側。

主な仕様

種類3端子可変正(+)電圧リニアレギュレータ
パッケージTO-220 (SOT-223・TO-263品もあり)
出力電圧1.25 ~ 37V (抵抗2本で設定)
出力電流1.5A
基準電圧1.25V (1.2 ~ 1.3V)
入出力電圧差3 ~ 40V (推奨動作範囲)
ラインレギュレーション0.01%/V (標準)
最小負荷電流最大10mA (標準3.5mA、入出力差40V)
保護機能電流制限・過熱保護

値はTexas Instrumentsのデータシートに基づきます。

捺印とピン

こんなときに使います

  • 実験用可変電源 — 1.25 ~ 37V定電圧
  • ADJと出力の間に固定抵抗を入れた定電流源・充電回路

ペア品番・類似品番

  • LM317M — 同系列の0.5A品 (SOT-223・TO-252)
  • LM317L — 同系列の0.1A小型品 (SOT-23・TO-92など)
  • LM317HV — 入力範囲4.25 ~ 60Vの高電圧品

放熱板タブは出力(2番)とつながっています。損失電力は(入力 − 出力) × 電流のため、電圧差が大きい場合や電流が多い場合はヒートシンクが必要です。負荷がほとんどない場合は最小負荷電流(最大10mA)を抵抗で流してください。

LM317の在庫を探す → eGuro部品検索でLM317を見る
データシート(Texas Instrumentsオリジナル)
https://www.ti.com/lit/ds/symlink/lm317.pdf

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