今日の部品 · LM324 — SOIC-14 クワッドオペアンプ

管理者・2026.11.02

今日の部品 · 2026-11-02

オペアンプが4回路、1チップに入った最も一般的な汎用アンプです。単電源で使え、入力範囲がGNDまで下がるため、センサ信号の増幅・フィルタ・電圧監視に多く使われます。LM358を2個まとめたものに近い部品です。

実寸

↓ 左端を定規の0に合わせた実寸

LM324 実寸と定規 (1:1)

定規の1目盛 = 1mm。PCは24インチFHD・倍率100%基準、iPhoneは自動で実寸に合わせます。その他の画面は下の「定規を合わせる」で調整できます。

拡大(SOIC-14・上から見た図・約12倍)

LM324の拡大図とピン番号

ピン 1 1OUT(出力1)・2 1IN−(反転入力1)・3 1IN+(非反転入力1)・4 VCC+(電源)・5 2IN+(非反転入力2)・6 2IN−(反転入力2)・7 2OUT(出力2)・8 3OUT(出力3)・9 3IN−(反転入力3)・10 3IN+(非反転入力3)・11 VCC−(GNDまたは負電源)・12 4IN+(非反転入力4)・13 4IN−(反転入力4)・14 4OUT(出力4)

パッケージ SOIC-14

主な仕様

種類4回路汎用オペアンプ
パッケージSOIC-14 (D、8.65 × 6mm) ほかTSSOP・PDIP・SOなど
電源電圧 (推奨)3 ~ 30V (LM324B・BAは3 ~ 36V)
電源電圧 絶対最大32V (Bバージョン40V)
入力範囲GND(VCC−)まで含む (上側はVCC − 1.5V、25℃)
入力オフセット電圧標準3mV、最大7mV (25℃)
入力バイアス電流標準−20nA、最大−250nA (25℃)
ユニティゲイン帯域幅標準1.2MHz
スルーレート標準0.5V/µs
出力電流 (VCC 15V)ソース最小20mA・シンク最小10mA (25℃)
消費電流 (4回路合計)標準0.7mA、最大1.2mA (VO 2.5V、無負荷)
動作温度 (LM324)0 ~ 70℃

値はTexas Instrumentsのデータシートに基づきます。

捺印とピン

こんなときに使います

  • センサ・電流検出信号の増幅 (単電源)
  • アクティブフィルタ・バッファ — 4回路を1チップにまとめて部品点数を削減
  • 電源・充電器・インバータ回路のフィードバック増幅、電圧監視
  • エアコン・洗濯機・冷蔵庫など家電の制御回路

ペア品番・類似品番

  • LM324B — 同じデータシートの新型 — 3 ~ 36V、オフセット最大3mV、1回路あたり240µA、従来のLM324とそのまま置き換え可能
  • LM324A — 同じピン配置、オフセットを小さく選別した品 (最大3mV)
  • LM2902 — 同じピン配置、温度範囲-40 ~ 125℃ (電源3 ~ 26V)
  • LM358 — 同じ系列の2回路オペアンプ (8ピン)

電源ピンが中央(4番VCC+、11番VCC−)にあり、8ピンのLM358とは位置が異なります。コンパレータLM339も14ピンですが、ピン配置と出力形式が違うため、そのままは置き換えられません。出力のHighはVCC+まで上がらず、VCC − 1.5V程度までです(2kΩ負荷、25℃ — レールツーレールではありません)。置き換えの際は末尾の記号(A・B・BA・K)まで確認してください。

LM324の在庫を探す → eGuro部品検索でLM324を見る
データシート(Texas Instrumentsオリジナル)
https://www.ti.com/lit/ds/symlink/lm324.pdf

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